送信機の基礎知識

Jumper T8SG V3 マルチプロトコル プロポ送信機 カーボンエディション LCDディスプレイ 技適・電波法認証済

 

送信機(略称:プロポ)は実際に手に持って使用する機材なので、ラジコンにおいては特に重要なパーツのひとつとなっています。この使い勝手次第で操縦性が大きく異なります。制御方式はいろいろあります。

 

シングル式はON-OFFの信号でモーター、エスケープメントを作動させるもので、リードセレクタでトーン信号を分離することで複数のチャンネルを作動することができるのがマルチ式です。

 

他にもリードセレクタを使用せずに、ダイオードマトリックス等論理回路でマルチチャンネルが使用できる形式もあります。又、今でもマイクロRCプレーンで利用されている方式がギャロッピングゴースト(パルス・プロポーショナル)で、これはマグネット・アクチュエータを使用して比例制御に近づけた方式です。

 

現在ではこうした方式よりも主流となっているのが、通常プロポと呼ばれる方式になっているデジタルプロポーショナル式です。これはお馴染みのスティックの角度に応じてサーボを比例制御することができるタイプのことで、他の方式より操作性に優れているのが大きな特徴で、支持を集めるようになりました。

 

これは各チャンネルに送信機のスティックに連動したポテンショメーターがあって、パルス発信回路の時定数が変化して舵角に応じた幅の矩形波が作られます。マルチプレクサは各チャンネルの信号が時系列的に一定間隔で送出されるので実に使いやすくなっています。

 

プロポの種類としては操作方式がホイラータイプと、スティックタイプの2種類があります。陸・水用では基本的に2chの動作で済むので、ホイラータイプが主流となっています。RCの初期の頃からある操作方式でスティックタイプも、スティック動作量がわかり易く、親指1本を使うので俊敏な動作が可能となり、飛行機やヘリコプターモデルではこのスティックタイプが選ばれています。

 

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